2011年3月12日土曜日

東北地方太平洋沖地震

☆昨日3月11日、午後にマグニチュード8の大地震が日本列島をおそいました。
私はちょうど授業を終わって職員室に帰ってきたばかりでしたが、突然の揺れに思わず天井を見上げて立ちすくんでしまいました。
いつもなら、すぐに収まる揺れでしたが5分以上横揺れが続きました。各教室で子どもたちは避難訓練で練習したように机の下にもぐり、先生方は児童の安全と避難通路を確認しました。
一度、揺れが収まり次の時間の授業が始まりましたが、ときおり感じる揺れで授業は中止となりました。
揺れがおさまっている間に児童を下校させ、先生方は子どもたちの帰宅を見届けるため車で地域を回りました。屋根瓦が落ちている家、地割れがしている校庭、点灯しない信号など、数時間前までは見ることができなかった光景が所々にあったそうです。
足利市はほぼ全域が停電となりました。点灯しない信号の下に立つ警察官による交通整理。電気が消えたコンビニの前には食料や必要物資を求める地域住人の長蛇の列。電気を失った町は暗い闇の中に飲み込まれていました。

今朝の6時過ぎに電気が復旧。
テレビには各地の被害の様子が次々と映し出されていました。このブログを書いている現在も大なり小なり揺れは続いているようです。日本中の被害はいったいどのくらいなのでしょう?
阪神淡路大震災を乗り越えた日本です。今回の天災もなんとか乗り越えることができるでしょう。しかし、かなりの時間を覚悟しなければなりません。

これから学校へ行ってもう一度被害のようすを確認してきます。昨日家路についた子どもたちや年老いた家族を気遣っていた先生はどんな朝をむかえたのでしょう。


被災に遭われた皆様へ心よりお見舞い申し上げます。

0 件のコメント:

コメントを投稿