2011年6月8日水曜日

今・・FUKUDAが戦っているもの・・

FUKUDAは、副教務と学習指導主任を兼任しています。教えている教科は理科。2つの学年6クラス。つまり、子どもたちから見ると私は理科の先生なのです。(本当の専門は英語。)

しかし、勤務校全員の子どもたちの学力を向上させること、これが私の仕事のメインです。あらゆるデータから学力の分析を行い、先生方に指導方法や内容を提案しています。残念ながら、本校で最初に学習指導主任になった昨年度は、驚異的な授業時数(3つの学年の社会と理科)をこなさなければならず、その職務は不十分だったと考えます。
今年は教科書も新しくなり、時間的な余裕も昨年度から比べればできるようになりました。そこで、日頃考えていが学力向上のための策をいくつか立てて運営委員会にて提案してきました。

しかし、そこには大きな壁があったのです。
「なぁなぁ主義」と「ことなかれ主義」です。つまり、今までこうだったからこれでいいじゃん。別に変える必要もないよねっ!という考え方です。本校の学年主任の先生方はなぜかず〜っと女性でした。しかも前任の校長先生は学校の運営にあまり口を出さない(担任任せ)というすばらしい????大先生でした。そのため、やりたい放題・無礼講が当たり前。最終的にこの二つの主義がはびこってしまったと推測しています。

本年度、相当久しぶりに男の先生が一人だけ主任になりました。(別に女性がどうのこうの言うわけではありませんのであしからず。)この男の先生にだけは私も一目おいています。なぜなら、現状を把握する目と行動力があるからです。

今日も、夏休みの課題について提案しました。学校全体を通して国語と算数に力を入れるべきだ。と提案しました。具体的に「漢字」「計算」を必修とした宿題にするべきだと論じました。

で・・結果は・・・案の定、昨年までと同じ・・・。つまり現状維持。ある大先生が、今まで通り、業者の夏休みのドリルを購入し、(○つけは親)足りない分は学年で設定してやらせる。という発言をされました。結局、この発言通りに話が落ち着き、私の提案は却下されてしまいました。

開いた口がふさがりません。これで本当によいのでしょうか。子どもたちの学力を保証するという考えや議論はどこにあるのでしょう。先生方が忙しいことはよく分かります。でも、目の前の子どものために今、教師ができることは何でしょう?私は全力で学力をつけるための道筋をしめすことだと考えています。

現在、子どもたちはあまりにも増え過ぎた学習内容と学習時間に戸惑い、勉強と格闘しています。もしかしたら、学習内容の前倒しや多様さから授業についていけず、学力不振に陥る子どもたちも出てくるのではないかと懸念しています。

今日の運営委員会の結果は、はっきりいってショックでした。もう、何もする気力が起きずさっさと帰宅して、このブログを書いています。

2011年6月3日金曜日

6月です!近況です・・!

いよいよというか・・やっと・・というか・・とにかく6月になりました。
とりわけ最近のトピックスはありませんが、毎週遠足の引率に行ってきました。5月の下旬は4年生「宇都宮・益子方面」6月1日は3年生の「東武動物公園」でした。どちらも天候にめぐまれ子どもたちにとって楽しい遠足になったと思います。

さて・・昨年の夏休みに書き上げた新刊ですが、発表は来年の7月ということで話がまとまりました。
脚本13本は書き上げたのですが、仕上げに必要なまとまった時間がとれなかったことが原因です。

ご存じかもしれませんが、今、学校では新学習指導要領が完全実施となり、新しい教科書や単元の指導方法の研究で先生方は四苦八苦しています。また、教員免許法改正のために貴重な時間が削られ、教員免許更新講習に参加する費用も、大幅に下げられた給料の中から捻出しなければならなくなりました。(実は、私も今年の夏に2つの大学で講習に参加する予定です。)

とにもかくにも6月です。今年前半の最終月です。がんばるしかないか・・・。